『 新たな銀行取引 』 -2019年12月11日号

今回は、『新たな銀行取引』についてお話をさせて頂きます。

M社は、プラスチック成形メーカーです。
生産型、製品の受注を行なうため、予め資金が必要となります。
借入は、地銀1行と日本政策金融公庫の2行です。
他の民間金融機関の借入は、ありません。

何とかK信用金庫とも取引を行ないたいと考えていました。
以前からの取引先であるS社の社長様に相談をしたところK信用金庫と取引があり、本部の融資の審査課長を知っているとのことで紹介をして頂きました。

連絡をして頂き、本部の課長に面会することが出来ました。
M社の近くの支店を紹介して頂き、口座開設も行ないました。

支店では、支店長、次長に対応して頂き、M社の経歴、現状、今後についてお話をさせて頂きました。

最終的には、融資の相談もし、何度が折衝し融資実行されました。

メインの地銀は、追加融資に消極的でしたのでいいタイミングで融資が得られました。

複数の金融機関と取引することでお互いの金融機関をけん制することになりますのでご検討ください。

また、金融機関から飛び込みで融資の提案をしてくることは、少ないと思いますので、取引先からの紹介あるいは、新規口座を開設し決算書、会社案内などを提出し、訪問しやすくするのもいいと思います。

これから金融機関は、淘汰の時代といわれています。様々な金融機関の担当者と話し、金融機関の方針、対応を見定め取引する金融機関を決めてください。

この内容が何かのお役に立てば幸いです。

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