「 信金界、M&Aで事業承継支援 」 認定事業再生士 坂将典の日誌

2017年06月16日付けの ニッキン(日本金融通信社)Webサイトで「 信金界、M&Aで事業承継支援 」の記事が掲載されました。

「 信金界、M&Aで事業承継支援 」

(以下、一部抜粋です)

業界データベース登録340件、遠隔地の成約増加

信用金庫界が、M&A(合併・買収)を活用した事業承継支援の取り組みを積極化している。

業界のM&Aを支援する信金キャピタルは、売り手企業約100件、買い手企業241件をデータベースに登録。
遠隔地の信金取引先による成約も増えてきた。

取引先経営者の高齢化や事業性評価の強化を背景に専担部署の新設や増員する動きが拡大しそうだ。

金融業界は今、貸出先に困っています。
金融庁からは事業性評価をおこなうことで、不動産担保や連帯保証、協会保証に頼らない融資をするように言われていますが、なかなか “事業”そのものを評価する経験が積みあがってきていないため、困難な状況です。

そこにM&Aという対価が明確な指標があるのであれば、設備投資ような形で融資実行しやすくなります。
地方銀行だけでなく信用金庫としても同じです。

中小企業であろうが事業の拡大にはM&Aは有効な手段の一つです。
ぜひ、お取引のある金融機関の担当者から自社の取引金融機関のスタンスをヒヤリングしてみてください。今後、付き合っていくべき重要な金融機関が見えてくると思います。