「 ファンドの中小企業再生、投資から融資へ 」 CTP認定事業再生士 坂将典の日誌
2017年11月30日付けの日本経済新聞のWebサイトで「 ファンドの中小企業再生、投資から融資へ 」の記事が掲載されました。
(以下、一部抜粋です)
ファンドの中小企業再生、投資から融資へ
廃業防止へ専用ファンド、野村も資本参加欧米で普及する投資資金を融資に回す「融資ファンド(プライベートデット)」が日本でも広がりそうだ。
独立系のトパーズ・キャピタル(東京)が12月、300億円規模のファンドを設立。野村ホールディングスが資本参加して営業を強化する。
財務が一時的に痛んで銀行が資金を出しにくい中小企業に融資する。
金融排除先と呼ばれる企業が廃業でなく再生に向かう契機となりそうだ。(中略)
トパーズの想定する融資の流れは、ファンドで資金をつなぎ、その間にその企業が短期間で成長軌道に戻れるよう支援する。
その後は再び銀行から借りられるようにする流れだ。
企業再生の助言などをしたりするため、金利はやや高く年利8~10%に上る。ただ、投資ファンドのように株主として経営権を求めたりしない。
融資期間も1年以内が大半だ。
事業再生系ファンドが拡大します。
金融機関が融資してくれない企業に対して実行し、短期間で改善させ、その後、金融機関と取引できるようにしていく流れです。
利率を8~10を想定しているようですが、短期間であれば、実際の支出もコントロールできるかもしれません。
やはり、事業が大事です。
事業が評価できるものであれば生き残れる機会は充分にあります。
事業の価値を毀損をしないように、取り組んでいきましょう。
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