名古屋熱血コンサルタントの日記Vol.38

皆様いかがお過ごしでしょうか?

先日、ニッキン(日本金融通信)に再生支援協議会、スポンサー支援7割に!2年連続。自主再建上回るという記事が掲載されておりましたので、情報を共有させていただきます。

全国の中小企業再生支援協議会で、大手企業などスポンサーが支援をする事業再生が急増しているという記事です。

2018年度は金融機関による債権放棄案件の7割程度に達する見通しであり、現経営者や親族の後継者による自主再建は時間を要し、収益力低下で金融機関が消極的になっているとの見方も浮上し始めたというものです。

再生支援協議会が手掛けたスポンサー型の案件の割合は18年11月時点(速報値)で6割を超え、18年度は最近5年間でも最も高くなる見通しで、スポンサー型が自主再建を上回るのは2年連続。

11月時点の件数はスポンサー型が43件、自主再建型が25件となっている。
スポンサー型は親族・従業員以外の大手企業など第三者が出資するスキームで、増加している要因は金融機関の要請によるもの。

支援協議会関係者には地域銀行が時間を要する自主再建に消極的になり、手数料収入につながるスポンサー型を重視しているとの見方もあると記載されている一方、後継者が未定で事業価値の棄損が激しい企業の再生では迅速な対応が求められ、スポンサーの活用が有効であるとされている。

事業の劣化が早くなっている事に加え、大企業の買収ニーズも強くなっており、こうした案件は今後も増える可能性がある。

ただ中小企業再生支援全国本部の調査によると、再生計画完了から5~14年経過後に事業が順調だった割合は自主再建型の企業がスポンサー型を上回ったとして金融機関に対象企業の事業価値などの状況に応じ慎重に見極める必要があるとしながらも、まずは自主再建を考えてほしいという記事です。

私の個人的な考えですが、金融機関は本当に企業の事業価値を見極める事ができるのでしょうか?・・・
 本当にできるのならば、今までできていたならば・・・こんなに苦しんでいる企業はもっと少なかったと私は思います。

私のモットーは、最後まで諦めない!最後まで全力でサポートする! です。
 エクステンド 名古屋オフィスのヤマナカがとことん一緒に対応させていただきます。