「 地銀コンサル、磨く独自色 」 CTP認定事業再生士 坂将典の日誌

2019年01月29日付けの日本経済新聞のWebサイトで「 地銀コンサル、磨く独自色 」の記事が掲載されました。

 「 地銀コンサル、磨く独自色 」

(以下、一部抜粋です)

北陸の地銀がコンサルティング業務で独自の新たな取り組みを相次ぎ打ち出している。事業承継からM&A(合併・買収)、成長戦略まで業務の幅が広いサービスだけに、金利以外の特徴を出しやすく、外部人材の積極登用や店舗戦略と絡めた専門人員の教育など、中長期を見据えた地盤固めを進めている。

 (中略)

富山第一銀行は店舗戦略と絡めコンサル窓口の明確化を目指す。同行は20年3月期までに現在の65店舗を法人営業や個人の取引など4つの業務内容に特化させる。

最大の狙いは新人のころから専門性を高め、行員の平均的なコンサル能力を高めることだ。その意識を根付かせるために人事評価制度も営業成績本位から、担当企業の分析リポートや対話件数に転換した。法人向けでは20年3月期までに支店を支援するコンサルチームを現在9人から20~30人規模まで拡大する。

 (中略)

北國銀行も個人の資産形成コンサルティングを強化する。預金金利が低迷する中で個人の関心が貯蓄から移り始めたことを好機と捉える。同行では取引先企業に専門行員を派遣し、従業員向け教育資金や保険のセミナーを開く出張サービスを増やす方針だ。

リスク意識の高い北陸地域の金融機関がいろいろな取り組みを始めています。
北國銀行が先駆けて始めた取り組みが、徐々に浸透している印象があります。

資金の仕入先として、どの金融機関と付き合っていけばよいのか、見極めて参りましょう。